AAにおける自由と犯罪、そして海賊
アーキエイジ。それはどこまでも自由を求められることが最も大きい魅力でござる。
しかしその自由も「どこまでも自由」ではなく、
時には自由とはいいがたい世界も存在する可能性もあるのでござる。
一般的に犯罪行為を行えば犯罪pが付き、周囲から疎まれ遠征隊にも入りにくくなるのが常でござる。
しかもそれで犯罪pが3000にたどり着けば海賊に勢力が変更され、つまるところ島流しされてしまうため「そうなりたくなければやめましょう」が平常でござった。
しかし、これが強い者であれば歪まされるのがAAでござる。
例えばの話、大きな遠征隊が集団で大陸内で犯罪行為を行ったとすれば
まずは「遠征隊に入れなくなる」という要素がなくなるでござる。
さらに、それに対し誰かが時を置いて犯罪プレイヤーに報復をすれば
攻撃した者さえシステム上は「犯罪者扱い」になるでござるし
たとえ犯罪プレイヤーを捕まえても「裁判で有罪にしたら裁判者全員に報復する」と脅迫され無罪を強要されるでござる。
無罪になればそれまでの犯罪pは消滅し、海賊になる恐れも無くなるのでござる。
逆に犯罪ギルドに報復を行い、システム上により捕まればむしろ「有罪」と「私刑」を強要されかねないでござろうし、悪人の犯罪pを3000p以上に上げさせるという高い壁を超えるには無茶があるでござる。
窃盗だけで1000回。同族殺しで最低300回。
海賊にはそうそうなれないのでござる。
そんなことありえない。
うちの鯖は大丈夫なはずだと思うかもしれないでござる。
しかし、「有罪にしたから裁判者5人全員に報復します」と言うプレイヤーは必ず存在するでござる。
それが複数集まり、ギルドを結成すれば裁判はおそらく、歪むでござろう。